「心の保健体育」心の健康を保ち心を育てるための学び。(ヒトの仕組みに基づく学び)

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その40 「サードプレイス(第3の居場所)」が孤立感を減らし、リフレッシュ効果で集中力UP、新しい出会いももたらす

サードプレイス(第3居場所)」が孤立感を減らし、リフレッシュ効果で集中力UP、新しい出会いももたらす
 
 
 参考
   サードプレイスは心拠り所。第3居場所を見つける方法 
   事業を加速化するため集中力をとびきり高める サードプレイス作り方
   サードプレイスとは?【意味を解説】効果、必要性、スタバ  など
 
 
 
<ポイント>
 
・サードプレイスとは「自宅」、「オフィス・学校」に続く第3居場所こと。
 義務や責任に縛られず、ままに自分らしい時間を過ごせる場所。
 
・日本では孤立・孤独による心労積み重ねが、多く自殺原因と考えられる。
 心安息を得られるサードプレイス重要性が再度見直されるようになった。
 
・サードプレイスには、リフレッシュできる場所として、家庭や職場で集中力を上げる
 メリットがある。さらに、 新しい出会いによって新たな学びや刺激が受けられる効果も。
 
 
<本文>
 
 「サードプレイス」とは、アメリ都市社会学者である「レイ・オルデンバー
が提唱した言葉です(同名著書1989)。
 アメリカは自動車依存型都市社会であって、家庭(第 1場)と職場(第2場)を
往復するだけ状態になっていた。2つ環境さえよければ人生活は維持できるが、
義務や責任があることから、本来自分になりきれていない人が多いことが課題。
 
 
第一居場所である家
セカンドプレイス
職場や学校など、自宅以外で長い時間過ごす場所
サードプレイス
  • 自宅に帰る前に軽い息抜きができる場所
  • リフレッシュや新たなやる気を生む交流ある場所
 
 
 オルデンバーグは、ヨーロッパカフェやパブにあって、アメリ飲食施設にないも
それはゆとりや活気、コミュニティだということを発見しました。
これらがあることで、その場所は憩い場となり、多く人が集います。
 
 
 
 自由に足を運べ、社会で担う立場や地位、上下関係を気にせず交流できる場であることが
サードプレイス価値です。そこに集う人たち肩書きや生活子などを知らないからこそ、
自分でいられると考えられます。
 
 また、日常忙しさや仕事重圧から離れ、物事を柔軟に捉えられる自由な空間は、
人生において大切なもです。お互いを思いやることで心が癒され、自然と笑顔が溢れ出ることも。
サードプレイスは、リフレッシュできる場所として、家庭や職場で集中力を上げる効果もあります。
 
 
 
 
 
 
 日本では、孤立や孤独による心労積み重ねが大きな社会問題となっています
2021年2月にこ問題に取り組む、世界で初めて大臣を設置しました。
重要な解決策として「心安息を得られる居場所」を挙げています。
 
 
 サードプレイスは目的別に、マイプレイス型と交流型2種類に分類されます。
少し行動するだけで、自分に適したサードプレイスが見つかるかもしれません。
ここでは、新しい居場所見つけ方を2つ紹介します。
 
・新たな居場所を見つけるためには、オフィスから自宅へ帰り道や、散歩コースで
 「回り道」をするがおすすめ。普段とは異なる道を歩くことで、新たな発見があるかもしれません。
 知らないカフェや公に入ってみることで、居心地良い場所が見つかる可能性も考えられます。
 
興味があること集いや趣味習い事もサードプレイスになります
 興味があることを追求したり、掘り下げて学ぶと、新たな仲間と出会いや成長につながります。
 人に教えられるほど技術が磨かれたりすれば、自分価値観が変わり今後人生を変える
 きっかけになる場合もあるでしょう。
 

 以上です。