その35 現実が想定外すぎて驚いています。予測不能な世界で幸せに生きるために自分が行動することは?
現実が想定外すぎて驚いています。予測不能な世界で幸せに生きるために自分が行動することは?
参考 未来に関するドラッカー名言集
「予測不能の時代: データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ」矢野和男さん
新型コロナの世界的大流行、ウクライナでの戦争、日本で安倍元首相の暗殺・・・
今までの常識では考えられない想定外のことが頻発し、驚きを隠せません。
このような世界で、生き残っていく、幸せになるためにはどうすればよいのでしょう?
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「未来は今日存在するものとも、今日予測するものとも違う」とドラッカーは言っています。
「未来は知りえない」つまり予測不能だということです。
「それでも未来を知る方法は、ふたつある」と彼は続けます。
「一つは、自分で創ることである。」
「もう一つは、すでに起こったことの帰結を見ることである。そして行動に結びつけることである。」
出生率の動きを見れば、少子高齢化の到来は誰の目にも見えたはずです。
しかし、行動に結びつけたのかは、人や国によりますね。皆さんはどうですか?
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矢野氏は、予測不能な世界で、絶対にやってはいけないことだけははっきりしている。
一つは「今までこれをやってきたから」と考えて、前例踏襲を続けることです。
二つ目は、「計画、予算」を作って、実行時に「過去に作ったものに合っているかどうか」で、
いいかどうかを判断することです。その結果、ますます変化に適応できなくなります。
皆さん個人やお勤めの会社ではいかがですか?
データはあくまで傾向を示すだけで未来は本質的に予測不能であることを前提に、
以下の3つの原則を新しいデータ解析の原則として提示しています。
第2原則:データ能動獲得の原則 データは、能動的に獲得し続ける
第3原則:実験と学習の原則 データを活用し、実験と学習を繰り返して目的を追求し続ける
従来の統計学の常識とは違い、サンプル数が1つしかなくても行動を起こすべきだと矢野氏は主張します。
行動しながら仮説を検証し、そこでデータを獲得。その繰り返しで戦略をアップデートしていくのが
「予測不能の時代」にふさわしいデータ・AIの使い方なのです。
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私事:自分と家族の生活、志事:自分の志、人生 、仕事:自分の仕事 に関して
幸せに生きるために自分が行動することを、ちょっとだけ考えてみましょう!