その9 ウェルビーイングを実感するポイント / 経済成長 → サステナブル → 「ウェルビーイング」とは?(続き)
ウェルビーイングを実感するポイント /
出典
まずは 前回の概要です。(メールの下部に前回の改善版を付けました>)
「健康とは、身体的・精神的・社会的にWell-being な状態」と使わています。
ウェルビーイングは「よく生きる」ことを意味する概念でと「 充実、しあわせ」な状態です。
2 ウエルビーイング 日本ではどうなっているの?
今回はここからです。 ***
しかし「自分の部屋」「家庭」「インターネット空間」「地域」「 学校」や「職場」が
居場所(ほっとできる場所、居心地の良い場所など) になっているかを、2016年度と2018年度(令和元年)
で比較すると、どこもその割合が減っています。
さらに「どこにも居場所なし」が増加しています。
3.2 長生きの秘訣を2010年に調査分析した結果が下記の図です。
横軸の棒が長いほど、 寿命に関する影響度が大きいことを表しています。
21世紀では、”(人と人との)つながりがある”ことが寿命に
最も大きな影響度を持つことがわかりました。
驚くことに、今まで言われていた「タバコ」、「お酒」、「運動」 、「太りすぎ」よりも
”(人と人との)つながりがある”ことが寿命(健康) の最大要因になっている
のです。
4. 孤独・孤立にならず、良い社会的なつながりを作るために
4.1 世界で2番目の”孤独・孤立担当大臣”が誕生(2021/2)
上記、居場所やつながりが重要であること、 しかしそれが悪化していること、
日本政府は2021年2月に世界で2番目の”孤独・ 孤立担当大臣”を誕生させています。
大臣メッセージにはこう書かれています。
孤独・ 孤立で悩んでいる皆さんもこれまで頑張って来られたと思います。
しかし、 頑張っても頑張ってもどうしようもない状況に追い込まれるときは 必ず誰にでもあります。
そんな時はいろいろな方々とつながって、 相談して新たに進む知を生み出すことです。
そんな時はいろいろな方々とつながって、
相談することは恥ずかしいことではありません。 新たな知を探すための一つの方法なのです。
私も大臣として悩み、孤独感に陥るときもあります。
私も大臣として悩み、孤独感に陥るときもあります。
そんな時は誰でもいいから相談すること、打ち明ける事、 と思っています。
そこからしか新しい知は生まれません。 皆さんとともに進んで行きます。
4.2 自分の居場所・つながりの健康状態を確認してみましょう。 そして改善行動!
(1)自分がほっとできる場所、居心地の良い場所、 没頭できる場所などをゆるーく書き出してみましょう。
家庭、職場、コミュニティ、学校、クラブなどいくつありますか?
これを保つ、 出来れば増やすために自分の時間の使い方を考えて行動してみまし ょう。
(2)自分のつながりの健康状態(社会的な健康状態) を確認してみましょう。
①配偶者、子供とのつながり
②親、兄弟とのつながり
③地域の人たちとのつながり
④コミュニティやクラブの仲間たちとのつながり
⑤職場や學校の人たちとのつながり
⑥そのたの人たちとのつながり
「今週はいい1週間だった、幸せだった!」 とまず言い切ってみてください。
そして、幸せは上記①~⑥ のどこから生まれているか書いてみてください。
この幸せを保つ、 出来ればもっと増やすために自分の時間の使い方を考えて行動して みましょう。
少しでも自分の時間の使い方を考えて改善行動をすれば、 自分のウエルビーイングはよくなって行きます。
”ウェルビーイングは「よく生きる」ことを意味する概念でと「 充実、しあわせ」な状態です”
以上