その19 「”未”合格」、「問題取り組みプロセスをほめる」ことで「成長型マインドセット」を創る
「”未”合格」、「問題取り組みプロセスをほめる」ことで「成長 型マインドセット」を創る
参考 TED キャロル・ドウェック: 必ずできる! ― 未来を信じる「脳の力」 ―
「不合格」を受け取ると「自分はダメだめだ」 と思ってしまいますが、
「未合格」なら「自分は成長中」で 未来へ続くこの先を考えることになります。
この考え方を「成長型マインドセット」と呼んでいるそうです。
難しいことは避けて通ろうとする考えは「停滞型マインドセット」 と呼ばれます。
成長型マインドセットを持つ生徒は、「 さまざまな能力は開発されうる」と発想します。
「まだ(”Yet”)」を仲間にして、 物事に真剣に取り組みます。 間違いから学習しやり方を修正していきます。
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人が「成長型マインドセット」になるために、 具体的にどうすればいいでしょうか?
それは ほめることです。現在の知能や才能をほめるのではなく、 取り組んでいるプロセスをほめることです。
「努力、やり方、集中力、忍耐力、進歩」 このプロセスをほめることで、強くて「しなる」 生徒を創るのです。
その際に、ヒトの脳の仕組みをこう伝えましょう。 生徒が納得して難しい問題に取り組むようになります。
「 何か新しいことや 難しいことを学習しようと
コンフォートゾーン(脳が慣れ親しんだ現状)を 押しのける度に
脳内のニューロンが 新しく強い結合を作れる、そうすると 段々 ヒトの頭が もっと良くなっていく。」
難しいこと、努力することこそ、まさに「賢くなっていく時」 になる。
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「まだ」や「未合格」 という言葉と、問題取り組みのプロセスを褒めることで 生徒が
1「大いなる自信」を 身につけること
2「やり抜く力」の源である 未来へ続く道を 開くこと
3 さらに 「成長型マインドセット」に 変わることも
可能です!
参考資料には下記の実例が記載されています。
・ 入学した時はほとんどが鉛筆すら握れなかったハーレム地区のキン ダークラスが、
1年で全米学力テスト上位5%に成長した
成長した
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なるほど、よくわかります。
プロジェクトの現場で、あのメンバは使えない、 不合格と言ってしまいがちです。
これを「まだ、未合格」と伝えて、 仕事に取り組むプロセスを褒めるようにすることが重要なんですね 。
本人の「努力、やり方、集中力、忍耐力、進歩」 このプロセスをよく見て褒めることで、
プロジェクトに貢献できる、強くて「しなる」人が育つ。
メンバは、仕事をすることで「大いなる自信」「やり抜く力」「 成長型マインドセット」を身につけ
プライベートも人生も幸せにできることでしょう!!!
メンバへの愛情と時間をかけて向き合わないとできないですね。
でもそれに見合う仲間と自分の「幸せ」が得られそうです。
前田英行@心を健康に保ち心を育てる技術を学ぶ