「心の保健体育」心の健康を保ち心を育てるための学び。(ヒトの仕組みに基づく学び)

足が痛かったら、まず動かさない、痛みが続けば医者に行きます。 心が痛かったらどうしてますか? 

その13  あなたは小学5年生より賢いの? 5年生の保健「こころの健康」に関する問題です! 

あなたは小学5年生より賢いの?

5年生の保健「こころの健康」に関する問題です! 

参考 「小学保健 5、6年」光文書院 5年1章 心の保健




Q1  不安や悩みなどに対処するには、どんな方法があるのでしょうか? (7つ答えてください)
   

Q2 こころ(感情、社会性、思考力など)は、それぞれどのように発達してきたのでしょうか? 小さいころの自分(4〜5才)と今の自分(小学5年生)を比べて考えてみましょう。


 この問題は、知り合いの小学5年生の「保健体育」の教科書に載っていたものそのままです。
今の小学生は、体の保健体育に加えて「こころを健康に保ちこころを育てる」ことに関しても学校の授業で学びます。

 前田は今回初めて知りました。機会があれば、皆さんのお子さん、お孫さん、お知り合いの子どもの教科書をながめてみるのも面白いかもしれませんよ。



 私自身は、小学校、中学校、高校、大学そして会社の新人教育などでは勉強したことはありまん。「Q1不安や悩みの対処・・」に関しては、会社の管理職研修で「職場のメンタルヘルス」に関する研修(1〜2時間程度)を受けた際に、ほんの少し関連したキーワードを聞いたことがあるだけです。
 
 不安や悩みの対処に関して、体系的に学び、自分にあった方法を考え、試してみて練習し、練習試合で使ってみる。こんなこと考えたこともありませんでした。また、不安や悩みの対処に関して、周りの皆んなが知っている「共通言語」をもっていなかったので、自分で考えたり周りの人と話し合ったりすることに苦労した経験があります。

 もし自分が小学校でこれを実践していたら、これまで自分の人生で抱えたの多く不安や悩みに対応することがもっとうまくできたり、もっと時間をかけずにできたかもしれないと考えてしまいます。


 『Q2こころを育てる・・」に関しは恥ずかしいですが、意識して自分の心の発達過程を考えたり、書き出してみたことはありません。教科書では、自分の心をよりよく発達させるためにこれからどんな事をしたいか考えて書き出す演習に続きます。



 前田 これからでもこの学びと演習をすれば間に合うんでしょうか?

(少しでも心が衰えるのを遅くできるかな?)



 21世紀生まれの子供たちにとっては、これが当たり前に義務教育に組み込まれているんです。

生きていく上でダイレクトに役立ちます。すごいですね。

 

 ちなみに教科書目次は下記です。

 1 心は、どのように発達するのか?

*わたしたちの心は、どんなことを通して発展してきたのか
 自分を経験をふりかえって、人との関わりなどから話してみましょう。
*あなたの心がより良く発達していくために、これからどんなことを 
 したいか考えを、書いてみましょう

 2 心と体には、どんな関わりがあるのか?
*考えよう!心がこんな状況のとき(2例)は、体の状態はどうなる(12例)でしょうか?
*考えよう!体がこんな状況のととき(2例)は、心の状態はどうなる(10例)でしょうか?

 3 不安やなやみがあるときは、どうしたらいいの?
 
  


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 いやー 時代は進んでいます。科学的な進歩、教育の進歩を子供たちの教科書から学びました。
『俺たちはこう習った!(?25年前、?50年前)』は危ないです。

 自分や家族や仲間の幸せのために、学んで実践して役に立って生きたいです。



by 前田英行@心の保健体育