「心の保健体育」心の健康を保ち心を育てるための学び。(ヒトの仕組みに基づく学び)

足が痛かったら、まず動かさない、痛みが続けば医者に行きます。 心が痛かったらどうしてますか? 

その15 あなたは小学5年生より賢いの? 不安やなやみがあるとき、どう対処したらよいでしょうか? 

あなたは小学5年生より賢いの? 

不安やなやみがあるとき、どう対処したらよいでしょうか? 

 

参考 「小学保健 5、6年」光文書院 5年1章 心の保健

 

 

 この問題は、今の小学5年生の「保健体育」の教科書に載っていたものそのままです。

今の小学生は、体の保健体育に加えて「こころを健康に保ちこころを育てる」ことに関しても

学校の授業で学びます。

 

 

 教科書の答えはこうです。

 

1 原因を考えて紙に書き出す

 

2 信頼できる身近な人に相談する

 

3 解決のために努力する

 

4 ゆっくり休む

 

5 気分を変える(音楽や運動など)

 

6 体ほぐしの運動をする

 

7 深呼吸をする

 

 

 不安やなやみなどへの対処には、さまざまな方法があります。

不安やなやみがあるときには一人でなやまずに、人に相談したり気分を変えたりするなど、

自分の不安やなやみに合った、適切な方法を見つけて対処することが大切です。

 

 自分で解決に向けて努力することによって、心は豊かに発達し、たくましくなっていきます。

 

 

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 皆さん。不安やなやみがぐるぐる回って、自分の心がいっぱいになった時はありませんか?

私の体験では紙にそれを書いてみると、せいぜい2、3こが原因でした。

紙に書き出す(はきだす)してみると、不思議なことに心の中が整理されてなんだかぐるぐる回らなくなりました。

 

 人に話すのも、心をはきだす整理することができるのでスッキリします。

聞いてくれた人からのアドバイスはあまり必要ないです。

この人は話しても安全だという関係が大事です。仕事面でも生活面でも弱い知り合いが案外いいです。そんな関係も作っておきましょう。

 

 体が疲れていると脳も心もちゃんと動きません。

ゆっくり休んだり、軽い運動をしたり、深呼吸して体や脳をリフレッシュすると心も前向きになります。

 

 好きな音楽を聴いたり、好きな運動に夢中になって、不安やなやみを考える暇をなくすのもいい対処です。 好きなことに没頭して「無心」になる。心配する心を無くすことも良い対処法です。

前向きになれます。

 

 

 私の体験からいろいろ書いてみました。

 

 みなさんも、自分に合った対処法をいろいろ試してみてください。

自分を知って、敵を知れば勝つ確率は上がります。

 

 今回は、ここまでです。

 

 

 

前田英行@心の保健体育