「心の保健体育」心の健康を保ち心を育てるための学び。(ヒトの仕組みに基づく学び)

足が痛かったら、まず動かさない、痛みが続けば医者に行きます。 心が痛かったらどうしてますか? 

その14 あなたは小学5年生より賢いの? 心(感情、社会性、思考力など)はどのように発達してきたのでしょうか? 

あなたは小学5年生より賢いの? 心(感情、社会性、思考力など)は、どのように発達してきたのでしょうか? 

 

参考 「小学保健 5、6年」光文書院 5年1章 心の保健

 

 

 この問題は、今の小学5年生の「保健体育」の教科書に載っていたものそのままです。

今の小学生は、体の保健体育に加えて「こころを健康に保ちこころを育てる」ことに関しても

学校の授業で学びます。

 

 

 教科書の答えはこうです。

 

<感情>

赤ちゃん:笑ったり泣いたりして、気持ち良い気持ち悪いを表す   

4〜5歳:体中で喜びや悲しみ、怒りをあらわす

小5:相手や周りのことを考え、感情を抑えて行動したりする

   美しいものに感動したり感激考したりする

 

<思考力>

4〜5歳:本を読んでもらうと内容が理解できる、数を数えることができる

小5:人の意見をよく聞き、自分の考えをわかりやすく話す

   考える・判断する  

   文章や式を使って、考えたり、表現したりする

 

<社会性>

4〜5歳:一人で遊ぶことが多い、すぐにケンカをする

小5:思いやりを持って行動する。自分の役割を果たす

   周りの人と協力したり助け合ったりする。

   キマリを守る 

   (キマリは、人によって良し悪しが異なるので共通のルールを決めたもの)

 

 

 これに続いて、小学校では話し合いの時間になります。

 

私たちの心は、どんなことを通して発展してきたのでしょうか?

自分の経験を振り返って、人との関わりなどから話し合ってみましょう。

 

あなたの心がより良く発展していくために、

これからどんなことをしてみたいか考えて書いてみましょう

 

 

 小学生なかなかすごいことしてますね。初めて知りました

 私自身は、小学校、中学校、高校、大学そして会社の新人教育などでは勉強したことはありまん。 

 

 

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 私は、答えを読みながら、赤文字の部分がうまくできないなーと認識しています。

私は小学5年生より賢くないようです。

 

 

①小5:相手や周りのことを考え、感情を抑えて行動したりする

②小5:思いやりを持って行動する。自分の役割を果たす

   周りの人と協力したり助け合ったりする。

   キマリを守る 

 

 特に、自分に余裕のない時や、身内など相手に甘えたり、相手を少し見下した時にやってしまいます。そんな気がないのに、ちょっと間が差してやってしまうこともあります。反省です!

 

 

 これが いつもちゃんとできる人は日本人では何%くらいいるでしょうね?

99%、90%、70%、50%、30%、10%、1% ・・・

私は外面では高い確率でできますが、内面だと低くなるような気がします。

 

 

 私たちは間違いはゼロにはできません。なので、

③「心は間違えたらすぐに謝るようにも発達」しているんですね。

 

 

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 上記の赤文字の部分①、②に加え、③「間違えたすぐ誤るこ」とも含めてできないと

問題が大きくなります。

例えば、学校や組織の中での、いじめやパワハラなどが、今では大きな社会問題となっています。

 

 どうすればこの問題を減らすことができるのでしょうか?

 

 

前田はこんなふうに思います。

 

1、赤文字①、②  の心の発達を高める 

  家庭教育、保育園幼稚園教育、義務教育、高等教育、社会教育、会社など組織内教育など

  (早い方が教育効果高い!)

 

2、それでも人間は間違うことがあるので

  赤文字③間違えたらすぐ誤る  の心の発達も高める。   (エラーリカバリ

 

 

3、加えて

  周りで間違いが起きていることに気づく、伝える (問題に気づき伝える力) 

  心の発達を高める

 

 

  < 上記を踏まえて >

 

4、 起きている問題を早期に小さな問題のうちに見つける。   (見える化

  グルーブ内の周りのメンバ全員が問題に気づく役割を担う。 (カメラ、AI活用もありだが)

 

5、 加害者を重点的にフォローする。

  加害者に ゆとりがない、体・心・繋がりが不健康、心の発達が不十分・・・

 

6、 上記の活動が重要だと組織、社会のトップ及び全体が共通認識し

   資源(人材、時間、お金、エネルギー・・・)を提供し続ける

 

 

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 今回はここまでです。

 

 

前田英行@心の保健体育