その39 「ほら、あれ(だ)よ、あれ」を減らす方法 を脳の仕組みから考える
「ほら、あれ(だ)よ、あれ」を減らす方法 を脳の仕組みから考える
<ポイント>
・好奇心があって、日曜日に美術館や講演会、 自然の中に出かけている人と、
どこにも出かけず家にいてボーとしているひととでは大きく差がつ く。
・スクワットで筋肉を鍛えるように、「昨日の夕食、 知人の名前を思い出す」など
少々面倒ですが簡単な基礎トレーニングを繰り返すことで脳が鍛え られる。
・意識して、 初めてのことやビックリするようなことを経験すれば、
< 本文 >
参考資料によると
ーーー年を重ねるとともに、記憶力の低下が気になりませんか?
認知症を心配する人も多いと思います。
認知症の有病率は、74歳以下では4%、 85歳を超えると約40%になります。
女性:65~74歳で4%、75~79歳で14%、80~ 84歳で24%、85~89歳で44%、
90~94歳で65%、95歳以上で84%
男性:65~74歳で4%、75~79歳で12%、80~ 84歳で17%、85~89歳で35%、
90~94歳で49%、95歳以上で51%
認知症の有病率は、74歳以下では4%、
女性:65~74歳で4%、75~79歳で14%、80~
90~94歳で65%、95歳以上で84%
男性:65~74歳で4%、75~79歳で12%、80~
90~94歳で49%、95歳以上で51%
脳科学的には、どちらも個人差が大きいことがわかっています。
脳を若々しく保つ方法は、ずばり「好奇心を持つ」 ということです。
好奇心があって、日曜日に美術館や講演会、 自然の中に出かけている人と、
どこにも出かけず家にいてボーとしているひととでは大きく差がつ きます。
現代の人間の多くは楽をしても食べることが出来、 天敵に食われることもなく、
生きていけるようになりました。 脳は筋肉と同じように楽をするとどんどん衰えます。
脳はその人がチャレンジできるものに挑戦している時が楽しく、 若々しく保てるのです。
ーーー
そのため記憶力が衰えてしまうのです。
記憶を引き出す回路を鍛えるには、実は簡単なことでできます。 スクワットで筋肉を鍛えるように、
少々面倒ですが簡単な基礎トレーニングを繰り返すことで脳が鍛え られます。
例えば、お風呂に入っている時や歩いている時に
「昨日の夕飯は何だっけな、一昨日は何だっけかな」と思い出す。
「知り合いの名前を20個言ってみる」 なんてことを繰り返しやることです。
ーーー
筋肉を鍛えるときに栄養が不可欠なように、
脳が喜ぶ栄養素「ドーパミン」が、 脳をこどものように元気に活性化させます。
くれる働きがあります。
これが子供の脳が元気に活性化しているメカニズムです。
大人は経験が多くの日常的ないつものことでは驚きませんね。
意識して、初めてのことやビックリするようなことを経験すれば、
「ドーパミン」が出て脳全体を子供のように元気に活性化すること が出来ます。
記憶を引き出す回路も鍛えられます。 子供のように若々しい人になることが可能です。
<ポイント>はこれでした!
・好奇心があって、日曜日に美術館や講演会、 自然の中に出かけている人と、
どこにも出かけず家にいてボーとしているひととでは大きく差がつ く。
・スクワットで筋肉を鍛えるように、「昨日の夕食、 知人の名前を思い出す」など
少々面倒ですが簡単な基礎トレーニングを繰り返すことで脳が鍛え られる。
・意識して、 初めてのことやビックリするようなことを経験すれば、
以上です。