「心の保健体育」心の健康を保ち心を育てるための学び。(ヒトの仕組みに基づく学び)

足が痛かったら、まず動かさない、痛みが続けば医者に行きます。 心が痛かったらどうしてますか? 

その39 「ほら、あれ(だ)よ、あれ」を減らす方法 を脳の仕組みから考える

「ほら、あれ(だ)よ、あれ」を減らす方法 を脳仕組みから考える
 
参考 「ほら、あれだよ、あれ」が亡くなる本  茂木健一郎羽生善治
 
 <ポイント>
 
・好奇心があって、日曜日に美術館や講演会、自然中に出かけている人と、
 どこにも出かけず家にいてボーとしているひととでは大きく差がつく。
・スクワットで筋肉を鍛えるように、「昨日夕食、知人名前を思い出す」など
 少々面倒ですが簡単な基礎トレーニングを繰り返すことで脳が鍛えられる。
 
意識して、初めてことやビックリするようなことを経験すれば、
 「ドーパミン」が出て脳全体を子供ように元気に活性化することが出来る。

 
 < 本文 >
参考資料によると
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 年を重ねるとともに、記憶力低下が気になりませんか?
認知症を心配する人も多いと思います。
認知症有病率は、74歳以下では4%、85歳を超えると約40%になります。
  女性:65~74歳で4%、75~79歳で14%、80~84歳で24%、85~89歳で44%、
     90~94歳で65%、95歳以上で84%
  男性:65~74歳で4%、75~79歳で12%、80~84歳で17%、85~89歳で35%、
     90~94歳で49%、95歳以上で51%
 
 加齢による記憶力低下も認知症も、原因は脳老化です。
脳科学的には、どちらも個人差が大きいことがわかっています。
脳を若々しく保つ方法は、ずばり「好奇心を持つ」ということです。
 
 好奇心があって、日曜日に美術館や講演会、自然中に出かけている人と、
どこにも出かけず家にいてボーとしているひととでは大きく差がつきます。
脳を若々しく保つため生活習慣を実践し、人生質(QOLを豊かにしましょう!
 
 現代人間多くは楽をしても食べることが出来、天敵に食われることもなく、
生きていけるようになりました。脳は筋肉と同じように楽をするとどんどん衰えます。
脳はその人がチャレンジできるもに挑戦している時が楽しく、若々しく保てるです。
 
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 度忘れをするメカニズムはこうです。
おでこあたり前頭前野が、あたまよこあたり側頭連合野から記憶を引き出します。
度忘れをするようになってしまうは、側頭連合野から前頭前野に引き出す回路が使われないからです。
そのため記憶力が衰えてしまうです。
 
 記憶を引き出す回路を鍛えるには、実は簡単なことでできます。スクワットで筋肉を鍛えるように、
少々面倒ですが簡単な基礎トレーニングを繰り返すことで脳が鍛えられます。
例えば、お風呂に入っている時や歩いている時に
「昨日夕飯は何だっけな、一昨日は何だっけかな」と思い出す。
「知り合い名前を20個言ってみる」なんてことを繰り返しやることです。
 
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 筋肉を鍛えるときに栄養が不可欠なように、
脳が喜ぶ栄養素「ドーパミン」が、脳をこどもように元気に活性化させます。 
ドーパミンは脳真ん中中脳というところから、前頭葉に放出されます。ドーパミンで脳はうれしくなり、
前頭葉が活性化します。脳全体司令塔である前頭葉が活性化すると、脳全体も活性化して、回路を強めて
くれる働きがあります。
 
 子供脳が若々しいは、ドーパミンがたくさん出ているからです。
ドーパミンは「サプライズ」時、つまりちょっと意外なことがあると出るんです。
こどもは経験が少ないで、初めてことがたくさんあります。初めてひまわり、初めてイカ
初めてカブトムシ、初めて水遊びなどなどでドーパミンが出まくりです。
これが子供脳が元気に活性化しているメカニズムです。
 
 大人は経験が多く日常的ないつもことでは驚きませんね。
意識して、初めてことやビックリするようなことを経験すれば、
ドーパミン」が出て脳全体を子供ように元気に活性化することが出来ます。
記憶を引き出す回路も鍛えられます。 子供ように若々しい人になることが可能です。
 
 
 <ポイント>はこれでした!
 
・好奇心があって、日曜日に美術館や講演会、自然中に出かけている人と、
 どこにも出かけず家にいてボーとしているひととでは大きく差がつく。
・スクワットで筋肉を鍛えるように、「昨日夕食、知人名前を思い出す」など
 少々面倒ですが簡単な基礎トレーニングを繰り返すことで脳が鍛えられる。
 
意識して、初めてことやビックリするようなことを経験すれば、
 「ドーパミン」が出て脳全体を子供ように元気に活性化することが出来る。

 
 以上です。